感情は引き寄せの「作用点」:人生を自在に導くコントロール法
前回、感情が波動のナビゲーションシステムであるとお伝えしました。今回は、その感情が引き寄せの法則における最も重要な「作用点」、すなわちスタート地点であるという真実を深く掘り下げます。
これまで、私たちは気分が良い、悪い、あるいは何かに引っかかったといった感情のサインを、あまり重要視してこなかったかもしれません。しかし、宇宙の法則、特にエイブラハムの教えにおいて、この感情こそが最も重要視すべきポイントなのです。
1. 感情の作用点を完全にコントロールする
感情が「作用点」であるということを心から理解できれば、あなたは人生を自在に導く能力を手に入れることになります。
これはシンプルに言えば、「自分の気持ちをコントロールできれば、人生を思った通りの方向へ導ける」ということです。つまり、私たちのゴールは感情のコントロールにあります。
2. 「考え方の癖」を意識的に変える
人は誰しも、思考の癖を持っています。何か出来事があったとき、それを反射的にプラスに捉える人もいれば、マイナスに捉える人もいます。統計的に見れば、マイナスに捉える傾向を持つ人の方が多いかもしれません。
マイナスに捉えることは、即座に嫌な気分、すなわちネガティブな波動のサインを生み出します。
私たちの課題は、日頃の無意識的な考え方の癖を、意図的に都合の良い方向へ変える努力をすることです。
3. 感情はあなたと「ソース(源)」の関係を示す羅針盤
感情は、あなた自身の波動の状態だけでなく、あなたとソース(宇宙の源、本来のあなた)の関係を明確に示してくれます。
私たちは、愛と調和の存在であるという大前提があります。
- 気分が良いとき: あなたはソースと同調しています。
- 気分が悪いとき: あなたはソースと同調していません。
自分にとってネガティブなことだと捉えた瞬間に嫌な気持ちになるのは、あなたが本来の調和からズレていることのサインです。
ネガティブ感情への対処法:反省は不要、軌道修正こそ大切
このサインに気づくことが、人生の主導権を握る第一歩です。
嫌な感情になったら、それを自分の波動のチェック(おさらい)だと捉えましょう。
「ああ、またネガティブなレンズを通して物事を捉えてしまったな。まだまだ軌道修正が必要だ。」
この程度でOKです。深く反省したり、落ち込んだりする必要は全くありません。ネガティブに捉えることも、単なる古い思考の癖なのです。
自分軸で生きる:都合の良いことしか起こらない世界へ
大切なのは、物事を自分にとって都合の良いように解釈することです。これが自分中心でOKということ。スピリチュアルな用語では「自分軸」と表現されることもあります。
あなたの感情こそが、あなたの現実を創り出す作用点です。これを理解し、意識的に心地よい気分を選ぶ努力を続ければ、あなたの人生には都合の良いことしか起こらなくなります。
波動の旅は始まったばかりです。今日も、あなたにとって気分が良いことを優先して選択していきましょう。



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