今回は、宇宙最強の引き寄せの法則を提唱するエイブラハムが、数ある教えの中で「最初にすべきこと」として推奨する、最も重要でシンプルなプロセスについて深掘りします。
エイブラハム推奨のプログラム1:なぜ「感謝すること」が最重要なのか?
私たちは生きている限り、絶えず思考し、それによって願望の波動を放っています。しかし、願望がなかなか実現しない最大の原因は、その願望に対して「抵抗の波動」を同時に出しているからだと、エイブラハムは説明します。
補足をすると、「お金が欲しい」と願う時はお金がないときです。このお金がないという感情が抵抗になっています。「健康になりたい」と願う時は病気をしている時です。この病気であると言う感情が抵抗を表しています。
この抵抗を取り除くために、エイブラハムが推奨するのがプロセス1、すなわち「感謝すること」です。
感謝は「思考を快適な方向へ定める」簡単な方法
エイブラハムは、「感謝するは、頭の中で思考を快適な方向に定めるだけの簡単なもの」だと言います。
一見すると簡単そうですが、人から「感謝が足りない」と言われると、何言ってんの?と抵抗が生まれます。その意味が分からなければ感謝は生まれません。しかし、このプロセスの意味が分かれば、感謝することへの抵抗は消えるでしょう。
感謝がもたらす最高の効果:抵抗の消失と受け取りモード
感謝の行為は、単なる道徳的な行いではありません。宇宙理論において、感謝は非常に実用的な「波動の調整ツール」です。
- 抵抗の縮小: 感謝をすると、抵抗の波動が驚くほど小さくなります。
- ソースエネルギーとの接続: 抵抗が減ることで、私たちの源である「ソースエネルギー」とのつながりが強まります。
- 幸福な循環: 感謝する対象が増えれば気分が良くなり、気分が良くなるからますます感謝したくなる、というポジティブな循環が生まれます。
エイブラハムが言うように、「感謝する態度でいる間は、あなたに抵抗は生じません」。つまり、感謝はあなたが最も「受け取りモード」に入りやすくなる状態なのです。
今日から実践!自分のための「感謝の業(ごう)」
もちろん、スタート地点として感謝できる精神状態にいることが大切です。
仏教には『感謝の業(感謝のごう)』という、何でも無理矢理にでも感謝してしまうという修行があります。
エイブラハムの教えを実践する私たちも、今日からこの「感謝の業」を意識して行ってみませんか?
これは人のためではありません。抵抗を外し、願望を実現させるのは、他ならぬあなた自身のためです。「情は人の為あらず」です。
朝起きた瞬間、寝る前の瞬間、何か行動を起こす前に、意識的に「今、感謝できること」を見つけ、その気分を味わいましょう。
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