【エイブラハム】思考は「コントロール」ではなく「誘導」する:機嫌のいい自分でいるための法則

エイブラハム

エイブラハムが第11章「あなたは意図的な創造者となる」で述べている、重要な原則があります。

それは、「思考はコントロールするのではなく、誘導する」という教えです。

私たちは、1分間に約2500もの物事を考える力があると言われています。しかし、同時に考えられるのはたった一つ。つまり、前向きなことと後ろ向きなことを、同時に考えることはできません。

頭で考えた思考は、やがて引き寄せの法則によって現実となります。だからこそ、私たちの思考を意図的にプラスの方向へ誘導する必要があるのです。


ポジティブの力は共通の真理

この考え方は、多くの成功哲学と共通しています。

  • バシャールの「常にポジティブに」
  • 斎藤ひとりさんの「上機嫌の修行」

これらは全て、自分の機嫌、つまり内側の状態を最優先することの重要性を説いています。

思考を乱す「ノイズ」との向き合い方

しかし、現実社会で生活していると、私たちの機嫌を損ねる状況は山のように転がっています。

機嫌の悪い上司、通勤途中の不快な出来事、不機嫌そうな店員、テレビから流れてくる不安を煽るニュース。

私たちは、そうした不機嫌にさせる状況(ノイズ)に目を向けるのではなく、自分の機嫌を取ることに集中することが大切です。

機嫌良くいると、その法則が働き、さらに機嫌良くなる現実を引き寄せます。この法則のメカニズムが理解できると、他人の言動ではなく、自分自身の内側と深く向き合えるようになります。

自分のエネルギーを浪費しない

世間が悪い、政治が悪いと腹を立てても、現実世界に何の影響も及ぼしません。それどころか、イライラして損をするのは他でもない自分自身です。

あなたの貴重なエネルギーを、ネガティブな状況に浪費するのはやめましょう。

常に自分の機嫌を取り、「いつもルンルンでいられること」だけを考えて、幸せ気分で過ごしましょう。それが、あなたが意図的な創造者として生きるための唯一の鍵です。

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