宇宙理論シリーズ Vol.34

九星気学

「自分を責めない」人生を変えるのは、自己否定ではなく自己理解

はじめに

宇宙理論シリーズ第3章では、

「宇宙理論を人生に活かす」

をテーマに、宇宙の法則を実際の人生の中でどう使っていくのかを考えています。

Vol.31では、

「幸せは、あなたのところまで来ている。」

という「受け取ること」。

Vol.32では、

「意識を向けたものが、大きくなる。」

という「何を見るか」。

そしてVol.33では、

「感情は、あなたの人生を教えてくれる。」

という「自分の心を理解すること」について考えました。

今回は、その先にある大切なテーマです。

それは、

「自分を責めない」

ということ。

私たちは、失敗すると、

「自分はダメだ。」

うまくいかないと、

「自分には才能がない。」

誰かと比べて、

「あの人はできるのに、自分は……。」

そんなふうに、自分自身を責めてしまうことがあります。

でも、

自分を責めることと、

自分を成長させることは、

同じではありません。

むしろ、

自分を理解することから、本当の変化が始まる。

今回は、そんな視点から考えてみましょう。


「自分を責める」と「反省する」は違う

まず、ここを分けて考えてみましょう。

何か失敗したとき、

「自分はダメな人間だ。」

と考えるのは、

自己否定です。

一方で、

「なぜ失敗したんだろう?」

「次はどうすればいいだろう?」

と考えるのは、

自己理解です。

同じ失敗でも、

向ける意識がまったく違います。

自己否定は、

自分の存在そのものを否定してしまいます。

自己理解は、

「この経験から何を学べるだろう?」

と未来に目を向けます。

だから、

失敗した自分に必要なのは、

罰ではありません。

理解です。


「できなかった自分」を責めなくていい

たとえば、

「今日は運動しよう。」

と決めたのに、できなかった。

「もっと勉強しよう。」

と思ったのに、できなかった。

「早く寝よう。」

と思ったのに、また夜更かししてしまった。

そんなことは誰にでもあります。

そのとき、

「自分は意志が弱い。」

「どうせ何をやっても続かない。」

と決めつけてしまう。

でも、本当にそうでしょうか?

もしかしたら、

疲れていたのかもしれない。

やることが多すぎたのかもしれない。

目標が大きすぎたのかもしれない。

そもそも、

自分に合わない方法だったのかもしれません。

だから、

「なぜできなかったのか?」

を見てみる。

すると、

自分を責める代わりに、

改善するポイントが見えてきます。


自分を責めても、過去は変わらない

失敗したことを何度も思い出して、

「あのとき、こうしていれば……」

と後悔することがあります。

もちろん、

過去から学ぶことは大切です。

でも、

過去を何度責めても、

過去そのものを変えることはできません。

変えられるのは、

「その経験を、これからどう使うか」

です。

失敗を、

「自分はダメだった証拠」

にするのか。

それとも、

「次の自分をつくる材料」

にするのか。

選べるのは、

今の自分です。


「もっと頑張らなければ」から少し離れてみる

頑張ることは素晴らしいことです。

でも、

「もっと頑張らなければ」

「もっと努力しなければ」

「もっと結果を出さなければ」

と自分を追い込み続けると、

心が疲れてしまいます。

そして、

疲れている自分に対して、

さらに、

「こんなことで疲れるなんて、自分は弱い。」

と責めてしまう。

これでは、

自分で自分を追いかけ続けることになります。

そんなときは、

一度立ち止まって、

こう言ってみる。

「今の自分は、十分頑張っている。」

これは、

「もう何もしなくていい」

という意味ではありません。

自分を認めたうえで、

次の一歩を選ぶということです。


自分を大切にすると、行動も変わる

「自分を大切にする」と聞くと、

少し甘い考えのように感じる人もいるかもしれません。

でも、

自分を大切にすることは、

自分を甘やかすことではありません。

たとえば、

疲れているなら休む。

嫌なことが続いているなら距離を置く。

本当は助けてほしいなら、

「助けて」と言う。

失敗したなら、

「次はどうしよう?」

と考える。

こうした行動は、

自分を大切にしているからこそ選べます。

そして、

自分との関係が変わると、

人生の選択も少しずつ変わっていきます。


宇宙理論では「自分を責める」より「整える」

エイブラハム・ヒックスの公式サイトでは、感情を自分の状態を知るための「指標」として捉える考え方が紹介されています。感情を悪いものとして裁くのではなく、自分がどのような状態にいるのかを知る手がかりとして扱う考え方です。

これは今回のテーマともつながっています。

「今、苦しい。」

「だから自分はダメだ。」

ではなく、

「今、苦しい。」

「何が自分を苦しくさせているんだろう?」

と見る。

ここには、

大きな違いがあります。

自分を責めるのではなく、

自分を整える。

その視点を持ってみましょう。


「自分を好きになる」の前に、「自分を嫌わない」

「自分を好きになりましょう。」

という言葉があります。

もちろん、それは素敵なことです。

でも、

今の自分が嫌いな人に、

いきなり、

「自分を大好きになりましょう。」

と言っても、

なかなか難しいかもしれません。

だから、

もっと小さなところから始めてみる。

「自分を嫌わない。」

それだけでもいい。

失敗した自分を、

「よくやった。」

と少し認めてみる。

落ち込んでいる自分に、

「今日は疲れているんだね。」

と声をかけてみる。

できなかった自分に、

「じゃあ、明日はどうしよう?」

と聞いてみる。

それだけでも、

自分との関係は変わり始めます。


自分にかける言葉を変えてみる

ここで、

Vol.22で取り上げた「言霊」にもつながります。

言葉には魂が宿る。

そう考えて、

自分自身にどんな言葉をかけているのか、

少し意識してみましょう。

「自分はダメだ。」

「何をやっても無理。」

「どうせ自分なんて。」

そんな言葉を毎日自分に浴びせ続けるのと、

「今日はよく頑張った。」

「明日は少し変えてみよう。」

「一歩ずつでいい。」

と言葉をかけるのでは、

心の状態も、その後の行動も変わっていくでしょう。

言葉は魔法ではありません。

でも、

自分にかける言葉は、自分の意識と行動に影響します。

だからこそ、

自分への言葉を大切にしてみる。


「できなかった」ではなく「次はどうする?」

人生では、

できなかったことがたくさんあります。

でも、

「できなかった。」

で終わらせる必要はありません。

その後に、

「じゃあ、次はどうする?」

を付けてみる。

寝坊した。

「次は目覚ましを変えてみよう。」

仕事で失敗した。

「次は確認する時間を作ろう。」

運動が続かなかった。

「毎日ではなく、週に3回から始めよう。」

これだけでも、

過去の失敗が、

未来の材料になります。

人生を変える人は、

失敗しない人ではありません。

失敗した自分との付き合い方を変えられる人です。


僕が感じたこと

自分を変えたいと思ったとき、

私たちはつい、

「今の自分ではダメだから変わらなければ。」

と考えます。

でも、

もしかすると、

順番が逆なのかもしれません。

まず、

今の自分を否定しない。

そして、

「ここから、どうなりたい?」

と考える。

自分を嫌いだから変わるのではなく、

自分を大切にしたいから変わっていく。

このほうが、

ずっと自然だと思うのです。

人生を変えるために、

自分を壊す必要はありません。

今の自分を受け入れながら、

少しずつ、

望む方向へ進んでいけばいい。


まとめ

自分を責めると、

過去に意識が向きます。

自分を理解すると、

未来に意識が向きます。

だから、

失敗したときは、

「どうして自分はダメなんだろう?」

ではなく、

「この経験は、僕に何を教えてくれたんだろう?」

と聞いてみる。

できなかったときは、

「自分は意志が弱い。」

ではなく、

「次はどうすれば、もう少しやりやすくなるだろう?」

と考えてみる。

自分を責める必要はありません。

自分を理解して、

自分を整えて、

また一歩進めばいい。

人生を変えるのは、

自己否定ではありません。

自己理解です。


🌱 今日の一歩

今日一日の中で、

「自分を責めたくなった瞬間」

を一つだけ思い出してみましょう。

そして、

その言葉を、

別の言葉に置き換えてみてください。

例えば、

「なんでこんなこともできないんだ。」

「今日はうまくできなかった。でも、次はどうしよう?」

「自分はダメだ。」

「今はうまくいっていないだけ。ここから変えていこう。」

「また失敗した。」

「この経験から、一つ学べた。」

そして最後に、

自分自身に、

こう言ってみてください。

「今日もよく頑張った。」

それだけで十分です。

明日また、

一歩進めばいい。

小さな一歩は、今日を変える。

今日の積み重ねは、人生を変える。


心が軽くなる一歩を。

Think less. Feel more.

Aquila


心の旅を続ける 第3章

宇宙理論シリーズvol31
受け取ることを許す」幸せは、あなたのところまで来ている。

宇宙理論シリーズvol32
意識を向けたものが、大きくなる」あなたは今日、何を見ていますか?

宇宙理論シリーズvol33
「感情は、あなたの人生を教えてくれる」その気持ちは、あなたに何を伝えている?

宇宙理論シリーズ第1章はこちら

✅宇宙理論シリーズ第2章はこちら

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