【エイブラハムの教え】第6章 宇宙最強の「引き寄せの法則」

エイブラハム

1. あらゆる思考は「引き寄せの作用点」である

僕がエイブラハムの教えに最も惹きつけられ、何度も読み返したのが、この「引き寄せの法則」の章です。

その基本原則はシンプルです。

あらゆる思考は波動を発し、それと一致する波動を引き寄せます。

私たちが何かに対象に関心を向ければ、その瞬間に波動を放っています。この「波動を放つこと」こそが、私たちが宇宙に「これをください」と求めること(願望を放つこと)と同じであり、それが引き寄せの作用点となります。

つまり、望みを放つことが第一段階。自分が「欲しい」「こうなりたい」と望むことが、最初の引き寄せポイントになるのです。これは、誰もが常に自然と行っていることです。

2. ほとんどの人が陥る罠:「抵抗の波動」

しかし、ほとんどの人が陥りがちな決定的な落とし穴が、ここにあります。

望んでいるのに手に入っていないものがあるとき、その「まだない」という現状の方へ関心を向けてしまうことです。

  • 願望: 「お金が欲しい」
  • 抵抗: 「でもなあ、そんな簡単には手に入らないよな… (;´д`)」

この「でもなあ…」こそが、エイブラハムが言う「抵抗の波動」です。

これは「ない状態の波動」と完全に一致し続けます。結果、望まない「手に入らない状態」が現実として続くことになってしまうのです。

3. 現実を変えるための思考の転換法

では、どうすればこの抵抗を手放し、望む現実を引き寄せられるのでしょうか?

取るべき行動は一つです。

「すでにある状態を想像し、それがあなたの経験にすでにあるかの如く振る舞い、その経験を楽しんでいる状態へと思考を向ける」のです。

  • 「ない」に焦点を当てるのではなく、「ある」の世界に思考を移動させる。
  • 「願っている自分」ではなく、「すでに叶っている自分」の気分で振る舞う。

この転換が、次の現実を生み出す鍵となります。なぜなら、エイブラハムはこう断言しているからです。

思考によって招いていない出来事が起こることはありません!

4. 法則を知る最大のメリット

マイナス思考の人はマイナスを引き寄せます。そのネガティブな経験から「自分は運が悪いんだ」とさらにマイナス思考に陥り、さらに運が悪いと思える出来事を引き寄せる。これが負のループです。

つまり、全ては自分の引き寄せた結果なのです。

そして、この法則は、あなたがこのルールを知っているかどうかに関係なく、万人に対して働き続けています。

だからこそ、私たちはこのルールを知り、理解を深める必要があるのです。エイブラハムやバシャールが伝えたいこと、地球人が知りたいことのほとんどは、この「引き寄せの法則」の真理にあると僕も思います。この理解をどんどん進めることこそ、私たちにとって一番のメリットなのです。

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