「執着を手放すと、人生は動き出す」
こうでなければ・・・を手放したとき、見えてくるもの
はじめに
今回は長文になってしまいました。が、最後までお付き合いください。
「こうなってほしい。」
「絶対にこうなりたい。」
「どうしても、これを手に入れたい。」
夢や願いを持つことは、
もちろん悪いことではありません。
むしろ、
自分が本当に望んでいるものを知ることは、
人生を創造していくうえで、
とても大切なことです。
でも、
願いが強くなりすぎると、
いつの間にか、
「これが手に入らなければ幸せになれない」
という思いに変わってしまうことがあります。
すると、
願いを叶えるために、
人生を楽しむのではなく、
「まだ叶っていない」
という現実ばかりを見るようになります。
そして、
焦る。
不安になる。
確認する。
比較する。
「いつ叶うの?」
と何度も考える。
実は、
この状態こそが、
宇宙理論でよく言われる
「執着」
なのかもしれません。
願いと執着は、似ているようで違う
願いとは、
「こうなったら嬉しい。」
というもの。
執着とは、
「こうならなければダメ。」
というもの。
この二つは、
一見するとよく似ています。
でも、
心の状態はまったく違います。
願いには、
余白があります。
「そうなったら嬉しいな。」
「きっと素敵だろうな。」
と、
未来を楽しみにできる。
一方、
執着には、
恐れがあります。
「絶対にこうならなければ。」
「これを失ったらどうしよう。」
「まだ叶っていない。」
「いつになったら?」
そんな思考が、
頭の中を占領していきます。
つまり、
執着しているとき、
私たちは未来を見ているようで、
実は、
「今、足りない」
という現実を見続けているのです。
「叶ってほしい」と思うほど、叶わない?
ここは少し、
誤解されやすいところです。
「願えば叶う」と言われる宇宙理論に対して、
「じゃあ、強く願えば願うほどいいんじゃないの?」
と思う人もいるでしょう。
でも、
大切なのは、
願いの強さではなく、願いに対する自分の状態です。=自分の波動です。
例えば、
「いつか海外旅行に行きたい。」
と思っているとします。
そのとき、
「行けたら最高だな。」
とワクワクしているのなら、
その願いは、
自分を楽しませてくれます。
ところが、
「まだ行けていない。」
「自分にはお金がない。」
「いつになったら行けるんだ。」
「他の人は行っているのに。」
となると、
同じ「海外旅行に行きたい」という願いでも、
心の状態はまったく違います。
前者は、
「楽しみ」
後者は、
「不足」
です。
だから、
「願いを持つな」
ということではありません。
むしろ逆。
願っていい。
夢見ていい。
欲しいものを、
欲しいと言っていい。
ただ、
その願いを、
自分の幸せの条件にしないこと。
ここが、
とても大切なのです。
手放すとは、諦めることではない
「執着を手放しましょう。」
と言うと、
「じゃあ、夢を諦めろってこと?」
と思うかもしれません。
違います。
手放すとは、
願いを捨てることではありません。
願いは、
そのままでいい。
夢も、
そのままでいい。
ただ、
その願いを握りしめる手を、
少し緩める。
「こうなったら嬉しい。」
から、
「こうなったら嬉しい。でも、人生にはもっと素敵な展開があるかもしれない。」
へ。
この違いです。
宇宙に「余白」をつくる
Vol.37では、
シンクロニシティーについて考えました。
そこで、
一つ大切なことがあります。
もし、
「絶対にこの道!」
と決めて、
他の可能性を全部閉じてしまったら、
どうでしょう。
目の前に別の道が現れても、
気づけません。
新しい出会いがあっても、
見逃すかもしれません。
予定とは違うチャンスが来ても、
「これは違う。」
と拒否してしまうかもしれません。
だから、
執着を手放すということは、
宇宙に、
「余白」をつくること
でもあります。
「僕の希望はこれです。」
と宇宙に伝える。
そして、
その後は、
少しスペースを空けておく。
すると、
思ってもみなかった形で、
答えがやってくることがあります。
「方法」まで決めない
これは、
とても重要です。
願いを持つとき、
私たちは、
つい、
「何を望むか」だけでなく、「どうやって叶えるか」まで決めてしまいます。
例えば、
「収入を増やしたい。」
という願いがあったとします。
すると、
「この仕事でなければ。」
「この商品を売らなければ。」
「この方法しかない。」
と、
自分でルートまで固定してしまう。
でも、
人生には、
自分が知らない方法があります。
思いもしなかった人との出会い。
偶然知った情報。
新しい仕事。
新しいアイデア。
今まで考えたこともなかった方法。
だから、
「目的地は決めても、ルートまで決めつけない。」
という考え方ができます。
これは、
Vol.37のシンクロニシティーともつながっています。
宇宙は「想像以上の方法」を知っている
宇宙理論の面白さは、
ここにあります。
自分の頭で、
「この方法しかない。」
と思っているとき、
実際には、
自分が知らない選択肢が、
たくさんあるかもしれない。
バシャールの考え方でも、
フィジカルマインド(エゴ)は、
「どうやって実現するのか」というルートをすべて把握する存在ではなく、
ハイヤーマインドからインスピレーションを受け取りながら、
目の前の行動を選択していく、
という考え方が語られています。
だから、
「どうやって?」を握りしめすぎない。
「こうなったら嬉しい。」
↓
「では、今日できることをやってみよう。」
↓
「そして、その先の展開は観察してみよう。」
このくらいの余白があっていい。
手放した瞬間に、見えるもの
面白いことに、
何かに執着しているときほど、
視野が狭くなります。
「これしかない。」
「この人しかいない。」
「この仕事しかない。」
「この方法しかない。」
でも、
一度、
「まあ、どちらでもいいか。」
と手を緩めると、
急に別のものが見えてくる。
「あれ?」
「こんな方法もあったんだ。」
「こんな人がいたんだ。」
「こっちのほうが自分らしいかも。」
そうやって、
新しい可能性が見えてくる。
これは、
宇宙が突然、
新しいものを作り出したというより、
自分の視野が広がった
と考えることもできます。
「手放す」と「無関心」は違う
ここも、
間違えやすいところです。
手放すとは、
「どうでもいい。」
ということではありません。
むしろ、
本当に望んでいるからこそ、
握りしめすぎない。
例えば、何度も使う例えですが・・・・
種を植えたとします。
毎日、
「まだ芽が出ない。」
と土を掘り返していたら、
どうなるでしょう。
種が育つ前に、
自分で壊してしまうかもしれません。
だから、
水を与える。
必要なことをする。
そして、
待つ。
それと同じように、
願いにも、
「行動」と「手放すこと」
の両方が必要なのです。
願いを宇宙に預ける
僕は、
願いを、
「注文書」のように考えると分かりやすいと思います。
「僕は、こういう人生が欲しい。」
と、
自分の望みを明確にする。
そして、
注文したら、
ずっと店員さんのところへ行って、
「まだですか?」
「本当に注文できていますか?」
「いつ届きますか?」
と確認し続けるでしょうか。
それでは、
落ち着きません。
注文したら、
あとは、
届くのを待つ。
もちろん、
必要なら、
自分も動く。
でも、
ずっと握りしめない。
これが、
「願いを宇宙に預ける」
という感覚に近いのかもしれません。
「今、幸せ」でいる
そして、
執着を手放すとき、
最も大切なのが、
今の自分の幸せです。
「これが手に入ったら幸せ。」
ではなく、
「今も幸せ。そして、これが手に入ったらもっと嬉しい。」
この状態。
似ているようですが、
まったく違います。
前者は、
幸せを未来に預けています。
後者は、
幸せを今に置いています。
宇宙理論を実践するうえで、
僕はこの違いが、
とても大切だと思っています。
幸せを「条件付き」にしない
「お金があれば幸せ。」
「恋人がいれば幸せ。」
「成功すれば幸せ。」
「夢が叶えば幸せ。」
そうやって、
幸せに条件をつけてしまうと、
いつまで経っても、
「今はまだ幸せではない。」
という状態になってしまいます。
もちろん、
欲しいものが手に入れば、
嬉しいでしょう。
夢が叶えば、
嬉しいでしょう。
でも、
それとは別に、
今日の空。
今日の食事。
誰かとの会話。
笑った瞬間。
温かい布団。
好きな音楽。
そんな小さな幸せも、
ちゃんと受け取っていい。
幸せは、未来の景品ではありません。
今ここにも、
存在しています。
すると、人生が動き始める
不思議なのは、
「絶対に叶えなければ。」
という力を抜いたとき、
行動まで軽くなることです。
「やらなければ。」
ではなく、
「やってみよう。」
「失敗したらどうしよう。」
ではなく、
「面白そうだからやってみよう。」
「これしかない。」
ではなく、
「他にもあるかもしれない。」
そんなふうに、
心に余白が生まれる。
そして、
その余白に、
新しいアイデアや、
新しい出会いや、
シンクロニシティーが入ってくる。
だから、
執着を手放すことは、
何もしないことではありません。
むしろ、
人生をもっと自由に動かすための準備
なのです。
僕が感じたこと
人生を振り返ってみると、
「絶対にこれじゃなきゃ。」
と思っていたものが、
後になって、
「あれじゃなくて良かった。」
と思うことがあります。
当時は、
それを失ったことが、
失敗に思えた。
でも、
その後、
もっと自分らしいものに出会った。
だから、
今、
何かを強く握りしめている人がいたら、
無理に手放そうとしなくてもいいと思います。
まずは、
握っている自分に、
気づいてみる。
そして、
少しだけ、
力を緩める。
それだけでいい。
「こうでなければ幸せになれない」
という思いを、
少しだけ手放してみる。
すると、
人生は、
思っていたよりも、
ずっと自由なのかもしれません。
まとめ
願いを持つことは、
素晴らしい。
夢を見ることも、
素晴らしい。
でも、
願いを握りしめすぎると、
「まだ叶っていない。」
という不足ばかりを見るようになります。
だから、
願いは持ったまま、
執着だけを手放す。
「こうなったら嬉しい。」
と思いながら、
「でも、もっと素敵な方法があるかもしれない。」
と、
余白を残しておく。
自分にできることをする。
そして、
その先に現れる流れを見る。
シンクロニシティーに気づく。
必要なら、
方向を変える。
そして、
今の幸せも、
ちゃんと受け取る。
これが、
「手放す」ということなのかもしれません。
🌱 今日の一歩
今日は、
あなたが今、
「絶対にこうなってほしい」
と思っていることを、
一つだけ思い浮かべてみてください。
そして、
こう言葉にしてみましょう。
「僕は、これを望んでいます。
でも、叶い方までは決めません。」
そして、
もう一つ。
「僕が想像しているより、もっと素敵な方法があるかもしれない。」
そう言って、
一度だけ、
肩の力を抜いてみる。
願いを捨てる必要はありません。
夢を諦める必要もありません。
ただ、
握りしめていた手を、少し開いてみる。
そこから、
新しい流れが入ってくるかもしれません。
心の旅を続ける 第3章
✅宇宙理論シリーズvol31
受け取ることを許す」幸せは、あなたのところまで来ている。
✅宇宙理論シリーズvol32
意識を向けたものが、大きくなる」あなたは今日、何を見ていますか?
✅宇宙理論シリーズvol33
「感情は、あなたの人生を教えてくれる」その気持ちは、あなたに何を伝えている?
✅宇宙理論シリーズvol34
「自分を責めない」人生を変えるのは、自己否定ではなく自己理解
✅宇宙理論シリーズvol35
「選ぶものが、人生をつくる」人生を変えるのは、大きな決断ではなく毎日の小さな選択
✅宇宙理論シリーズvol36
「焦らなくていい」見えないところでも、人生は動いている
✅宇宙理論シリーズvol37
人生は、思い通りにならないから面白い。遠回りに見える道と、シンクロニシティーを信頼する
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