自分が自分をどう扱っているか。
現実を変える前に「自分との関係」を変えてみる
はじめに
あなたは、
自分自身に、
どんな言葉をかけていますか?
「もっと頑張らないと。」
「自分はまだまだだ。」
「どうしてこんなこともできないんだ。」
「また失敗した。」
「自分には無理だ。」
もしかすると、
人には絶対に言わないような言葉を、
自分自身には、
毎日のように投げかけているかもしれません。
誰かが失敗したら、
「大丈夫だよ。」
と言えるのに、
自分が失敗すると、
「何やってるんだ。」
と責めてしまう。
誰かが頑張っていたら、
「よく頑張ったね。」
と言えるのに、
自分が頑張っても、
「これくらい当然。」
で終わってしまう。
でも、
少し考えてみてください。
もし、
あなたが一日中一緒に過ごす人から、
毎日そんな言葉を浴びせられたら、
どうでしょう?
きっと、
疲れてしまうでしょう。
そして、
その人と一緒にいることが、
少しずつ苦しくなっていくはずです。
ところが、
その「一日中一緒にいる人」とは、
他でもありません。
自分自身なのです。
一番長く付き合う相手は、自分
人生の中で、
家族とは離れることがあります。
友人とも、
環境が変われば、
会う機会が減ることがあります。
仕事仲間とも、
いつか別れるかもしれません。
でも、
自分自身とは、
一日も離れることができません。
朝起きた瞬間から、
夜眠るまで、
ずっと一緒です。
だからこそ、
自分との関係は、
人生に大きな影響を与えます。
どれだけ周囲から褒められても、
自分が自分を認められなければ、
「でも、自分なんて……」
となってしまう。
逆に、
周囲から評価されなくても、
自分が自分を信頼できていれば、
また立ち上がることができます。
つまり、
人生を生きるうえで、
とても大切なのは、
「自分と、どんな関係を築いているか」
なのかもしれません。
自分を大切にするとは、甘やかすことではない
「自分を大切にしましょう。」
と言うと、
「それって自分を甘やかすことじゃないの?」
と思う人もいるでしょう。
でも、
本当の意味で自分を大切にすることと、
何でも自分の好き勝手にすることは、
同じではありません。
例えば、
疲れているのに、
「まだ頑張れる。」
と無理をする。
本当は嫌なのに、
「断ったら嫌われる。」
と思って引き受ける。
失敗したのに、
いつまでも自分を責め続ける。
やりたいことがあるのに、
「自分には無理。」
と最初から諦める。
これらは一見、
「頑張っている自分」
に見えます。
でも、
その奥にあるのは、
「自分のことを信頼していない」
という場合があります。
自分を大切にするとは、
何でも許すことではありません。
自分の本当の声を、
ちゃんと聞いてあげること。
それも、
自分を大切にするということなのです。
「自分には無理」という言葉
例えば、
何か新しいことを始めようとしたとき、
頭の中に、
こんな声が聞こえてくることがあります。
「自分には無理。」
「もう遅い。」
「才能がない。」
「今さらやっても……。」
「もっと若ければ。」
この言葉を、
事実だと思っていないでしょうか?
でも、
よく考えてみると、
それは事実ではなく、
自分が自分に対して作った判断
かもしれません。
「できない」
と、
「まだやったことがない」
は、
まったく違います。
「向いていない」
と、
「経験が足りない」
も、
違います。
「遅すぎる」
と、
「今から始める」
も、
違います。
たった一つの言葉が、
自分の可能性を閉じてしまうことがあります。
言葉は、自分にも返ってくる
ここで、
これまでの宇宙理論シリーズにも登場した、
言霊
を思い出してみましょう。
「ありがとう。」
「嬉しい。」
「楽しい。」
「大丈夫。」
そんな言葉を使うことが、
自分の心に影響を与える。
これは、
他人に向けた言葉だけではありません。
自分自身に向けた言葉も同じです。
「どうせ自分なんて。」
「何をやってもダメ。」
「自分には価値がない。」
そんな言葉を、
毎日自分に聞かせていたら、
少なくとも、
心の中にはその言葉が残っていきます。
だから、
今日から、
自分への言葉を少し変えてみる。
「できる!」
と無理に思い込む必要はありません。
まずは、
「やってみてもいい。」
でいい。
「自分には無理。」
を、
「まだ分からない。」
に変えてみる。
これだけでも、
可能性は少し広がります。
自分を「評価」するのをやめてみる
私たちは、
何かをすると、
すぐに自分を評価します。
成功した。
↓
「自分はすごい。」
失敗した。
↓
「自分はダメだ。」
でも、
ここには一つ、
大きな落とし穴があります。
「結果」と「自分自身」を一緒にしてしまうことです。
仕事で失敗した。
それは、
「仕事で失敗した」
のであって、
「自分という人間が失敗した」
わけではありません。
何かがうまくいかなかった。
それは、
「その方法ではうまくいかなかった」
という情報です。
自分自身の価値まで、
下げる必要はありません。
「できた自分」だけを愛さない
これも、
とても大切なことです。
何かを達成した自分。
誰かに褒められた自分。
成功した自分。
そんな自分だけを、
「好きだ。」
と思っていないでしょうか?
もしそうなら、
それは、
条件付きの自己評価です。
「できたら、自分を認める。」
「成功したら、自分を好きになる。」
でも、
それでは、
失敗した瞬間に、
自分を嫌いになってしまいます。
だから、
一つ考え方を変えてみる。
「何かを成し遂げたから、自分には価値がある」のではない。
まず、
自分は自分として存在している。
そのうえで、
今日できることをやってみる。
この順番です。
自分を信頼するということ
自分を信頼するとは、
「絶対に失敗しない。」
と思うことではありません。
むしろ、
「失敗しても、自分ならそこから何とかできる。」
と思えることです。
これなら、
人生に対する恐怖も、
少し変わります。
「失敗したら終わり。」
ではなく、
「失敗するかもしれない。でも、そのとき考えればいい。」
「間違えるかもしれない。でも、やり直せる。」
そんな感覚です。
自分への信頼とは、
完璧な自分を信じることではありません。
不完全な自分でも大丈夫だと信じること。
なのかもしれません。
宇宙理論で考える「自分との関係」
宇宙理論では、
「自分の波動」
という言葉がよく登場します。
ここでは、
それを難しく考えなくてもいいでしょう。
例えば、
一日中、
「自分はダメだ。」
と思っているときと、
「まあ、今日もよくやった。」
と思っているとき。
同じ一日でも、
世界の見え方は変わります。
同じ出来事が起きても、
受け取り方が変わる。
そして、
受け取り方が変われば、
選ぶ行動も変わる。
だから、
「自分との関係を変える」
ということは、
結果的に、
人生との関わり方を変えること
にもつながっていきます。
「自分を好きになる」が難しい人へ
ここで、
「自分を好きになりましょう。」
と言われても、
難しい人がいると思います。
無理に、
「私は最高!」
と思わなくていい。
「自分が大好き!」
と言えなくてもいい。
まずは、
自分を嫌わない。
それだけでも十分です。
そして、
「今日もよくやった。」
と言ってあげる。
「よく頑張った。」
と言ってあげる。
「明日また考えればいい。」
と言ってあげる。
愛せなくてもいい。
褒められなくてもいい。
まずは、
自分の味方になる。
そこから始めればいいのです。
自分の味方になる
人生には、
自分を否定する人が現れることがあります。
批判されることもあります。
理解してもらえないこともあります。
そんなとき、
最後まで自分を否定する側に回ってしまったら、
心は逃げ場を失ってしまいます。
だからこそ、
最低一人くらい、
自分の味方がいていい。
その一人が、
自分自身であっていい。
「それでも、僕は僕の味方だ。」
そう思えるだけで、
人は少し強くなれます。
人生を変える前に、自分への態度を変える
人生を変えようとすると、
新しい仕事を探す。
環境を変える。
人間関係を変える。
生活習慣を変える。
いろいろな方法があります。
もちろん、
それも大切です。
でも、
その前に、
一つだけ変えられるものがあります。
それは、
「自分に対する態度」
です。
どこへ行っても、
自分は自分と一緒です。
仕事を変えても、
環境を変えても、
新しい場所へ行っても、
自分との関係が変わっていなければ、
同じような苦しさを、
別の場所で繰り返してしまうことがあります。
だから、
人生を変えたいと思ったら、
まず、
自分への言葉を変えてみる。
自分への態度を変えてみる。
自分への期待を変えてみる。
そして、
自分を信頼する練習をしてみる。
「今日の自分」を味方につける
未来の自分を、
好きになる必要はありません。
まだ見えていない未来だからです。
過去の自分を、
完全に許せなくてもいい。
いろいろな出来事があったでしょう。
でも、
今日の自分なら、
今ここにいます。
だから、
今日の自分に、
一言だけ声をかけてみる。
「今日も、よくやってるよ。」
それだけでいい。
何も達成していなくてもいい。
大きな成果がなくてもいい。
今日を生きた。
それだけでも、
十分な一日です。
僕が感じたこと
人生を変えたいと思ったとき、
私たちは、
「何をすれば現実が変わるんだろう?」
と考えます。
でも、
もしかすると、
その前に、
一つだけ確認してみてもいい。
「僕は、僕自身をどう扱っているだろう?」
自分に厳しすぎないか。
自分の失敗を、
いつまでも責めていないか。
他人には優しいのに、
自分には冷たくないか。
本当は頑張っているのに、
「まだ足りない。」
と言っていないか。
もし、
そんな自分に気づいたら、
今日から少しだけ、
自分の味方になってみる。
人生を一気に変える必要はありません。
まず、
自分との関係を、少し良くする。
そこから始めてもいいのです。
まとめ
人生を変えようとするとき、
私たちは外側を変えようとします。
環境。
仕事。
人間関係。
お金。
住む場所。
もちろん、
それらを変えることも大切です。
でも、
もう一つ、
見落としやすいものがあります。
それが、
自分自身との関係です。
自分にどんな言葉をかけるのか。
失敗したとき、
どんな態度を取るのか。
何もできなかった日に、
自分をどう扱うのか。
誰にも認めてもらえないとき、
自分だけは自分を認められるのか。
そこを少し変えてみる。
「自分には無理。」
を、
「やってみてもいい。」
へ。
「また失敗した。」
を、
「ここから学べばいい。」
へ。
「自分なんて。」
を、
「それでも僕は、僕の味方だ。」
へ。
人生を変えるのは、
いつも大きな決断とは限りません。
毎日、自分にかけている、
小さな言葉なのかもしれません。
🌱 今日の一歩
今日は、
自分に対して、
普段どんな言葉をかけているか、
一度だけ観察してみましょう。
もし、
「自分には無理」
「また失敗した」
「もっと頑張らないと」
という言葉が出てきたら、
無理にポジティブに変える必要はありません。
ただ、
少しだけ優しい言葉に変えてみる。
「まだ分からない。」
「今日はここまででいい。」
「よくやってるよ。」
この中から、
一つ選んで、
今日の自分にプレゼントしてみてください。
そして夜、
眠る前に、
もう一度だけ、
こう言ってみましょう。
「今日も一日、よく頑張った。」
誰かに言ってもらえなくても、
自分には言ってあげる。
それが、
今日の小さな一歩です。
心の旅を続ける 第3章
✅宇宙理論シリーズvol31
受け取ることを許す」幸せは、あなたのところまで来ている。
✅宇宙理論シリーズvol32
意識を向けたものが、大きくなる」あなたは今日、何を見ていますか?
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「感情は、あなたの人生を教えてくれる」その気持ちは、あなたに何を伝えている?
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「自分を責めない」人生を変えるのは、自己否定ではなく自己理解
✅宇宙理論シリーズvol35
「選ぶものが、人生をつくる」人生を変えるのは、大きな決断ではなく毎日の小さな選択
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人生は、思い通りにならないから面白い。遠回りに見える道と、シンクロニシティーを信頼する
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「執着を手放すと、人生は動き出す」こうでなければ・・・を手放したとき、見えてくるもの
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